【ダメ絶対】本を1ページ目から読んではいけない。

どうも、本の虫すーです。

 

 

どんな本でも
とりあえず1ページ目から順番にめくっていく。

 

 

もはや本を読む時の条件反射として
こんな読書方法をしている方は多いのではないでしょうか。

 

 

かくいう僕も、速読を学ぶ前は
なんの疑いもなく1ページ目から
パラパラと読んでいました。

 

でも、とある速読セミナーに参加した時、
「本は1ページ目から読みなさいって誰に習ったの?」
と言われたことがあります・・・。

 

始めはこの講師は何を言ってるんだと思いました。笑

 

誰に習うとか以前に、
始めから読まなければ
内容を理解できるわけないじゃないかと・・・。

 

 

続いて、
「じゃあ辞書も1ページ目から読むの?」

という質問が飛んできました。

 

 

すると会場のみんなが同時に首を横に振ります。

 

「なんで始めから読まないの?」

「知りたいことだけ調べられればいいからです。」

「そっか。もう一つ質問するけど、ビジネス書はなんのために読むの?」

「新しい専門知識を培うためです。」

「なんのために?」

「その分野に詳しくなりたいからです。」

「そうだよね。でもそれって、辞書を開くのと同じことじゃない?」

 

 

セミナー講師と目の前に座るお客さんの
会話ではっとしました。

 

 

ビジネス書は見方を変えれば
辞書だと言えます。

 

ビジネス書に書かれていることを
一から百まで必要としている人はそうそういません。

 

著者側としても、ある程度の量を書かなければ出版できないので
尺を伸ばすために、
前書きとして自己紹介をしたり、
ケースバイケースでノウハウを書いたり、
少し脱線したりしているのです。

 

あなたの感覚として、
ビジネス書を隅々まで読み込んで、
一字一句が全て重要だったなぁと感心したことはありますか?

 

一字一句ですよ。

 

 

きっと、今の自分にはまだ早いなと思ったり、
すでにそんな情報は知ってるよと思ったりすることはないでしょうか?

 

そんなところを読んでしまう時間って勿体無いと思いませんか?

 

それよりも、同じ時間でたくさんの本から
欲しい情報だけを辞書を使うように抜き取っていくほうが
よっぽど効率的だと思いませんか?

 

そのためにも、本の帯や
前書きで触れられている本の内容、目次などにさっと目を通し、
自分に必要な情報を精査することが大切なのです。

 

そして、当てはまる部分だけをピックアップして
読み込んでいくのです。

 

 

ビジネス書は読み込むのではなく、
辞書のように抜き取るイメージが持てると
驚くほど早く知識やスキルを習得できるようになります。

 

大抵の人は、数時間かけて読破し、
その後は本棚にしまいこんで、
もう一度手にすることはほとんどないのではないでしょうか。

 

そんなのただ読んだだけで
何も自分のためにはなりません。

 

 

一度読んだだけで覚えられるのなら
みんな東大に行けてしまいますね。笑

 

 

人はすぐに忘れる生き物ですから、
何度も読み込んで自分のモノにする意識を持ちましょう。

 

脊髄反射で冒頭から読み始めるのではなく、
欲しい知識だけを抜き取る習慣がつけられるといいですね。

 

一度試してみてください。

 

では、また明日。

 

 

 

あなたも速読を学んでみませんか?

 

 




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