どうも、すーです。
巷には、すでにたくさんの速読本が出回っていますが、
単に「速読」といっても、その中には派閥が存在するのを知っていますか?
実は速読のノウハウは大きく分けて
2種類存在するのです。
速読本を読んだことがある方は
見かけたこともあるかもしれませんね。
目次
「右脳速読」と「左脳速読」の違い
「右脳速読」と「左脳速読」という
2種類の読書方法があるのです。
簡単に言えば、脳の特性を生かした読書方法です。
したがって、右脳速読と左脳速読では、
訓練方法が全く異なり、人によって成果の現れ方も様々になります。
この記事を通して、
右脳と左脳の役割を理解していただき、
あなたが効率よく速読を学べるような
きっかけが作れたらいいなと思います。
右脳と左脳がそれぞれどのような役割をしているか知っていますか?
まずは脳の特徴、働きについて解説しますね。
右脳の働きと特徴
右脳は主にイメージや感覚的な処理を行います。
味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚の五感と関係していて、
感情のコントロールをするのも右脳の役割です。
右脳は情報をイメージで捉え、整理することができます。
例えば、テスト勉強をしていた頃を思い出してください。
問いの答えを思い出すときに、
「これは、教科書の25ページの右下辺りにに書いてあったぞ!」
と、暗記していた答えを1枚の写真のようなもので思い出したことはないでしょうか?
これは右脳によって記憶しているということになります。
そして、右脳の一番凄いところは、
左脳に比べて処理スピードと記憶量が数千倍にも及ぶということです。
したがって、右脳の使い方を習得することができれば、
記憶力と頭の回転が飛躍的にアップします。
左脳の働きと特徴
左脳は主に論理思考を司ります。
左脳では、情報を知識として認識し記憶します。
左脳を使うことで、難しい言葉を理解したり、
論理的に考えることが可能です。
右脳速読のメリットとデメリット
右脳は情報をイメージで捉えるのでしたね。
それを活用した方法が右脳速読になります。
右脳速読のメリットは、何と言っても
読書スピードが飛躍的に上がるということです。
よく、テレビやネットなどで
1冊1分で本を読み終える人などが出てきますが、
彼らはこの右脳速読術を使っています。
のちに解説しますが、
右脳速読の方法は少し変わっていて、
何も知らない人からすれば
読書の常識を覆されます。
僕もその一人でした。笑
言い換えれば、ほとんどの人が
左脳で本を読んでいるということですね。
なので、1冊1分で読み終わるというのは、
知らない人からすればかなり胡散臭く見えますが、
脳の処理スピードが左脳の数千倍なので
読書スピードが数千倍になるのは当たり前のことなんですよね。
これは一朝一夕でできるものではありませんが、
コツを掴むと、一気に読書スピードが上がることでしょう。
僕の場合は右脳速読を学んですぐに
読書スピードが5倍くらいになりました。
右脳速読は全ての文章に目を通すので
小説などのストーリーを楽しむ読書でも
楽しむことができます。
ただ、デメリットとしては、
コツを掴むのに苦労する人がいるということです。
感覚的なものなので、文章で説明するのも難しく、
理解できたとしても、すぐに身につく訳ではありません。
身につくまで気長に訓練を積んでいきましょう。
左脳速読のメリットとデメリット
左脳速読のメリットは、
ノウハウを覚えたらすぐに実践できるということです。
感覚的に覚えるものではなく、
読むためのコツというのが明確なので
非常に再現性の高いものになっています。
特に、ビジネス書や新聞などで、
的確に効率的に情報を抜き取りたい場面で
活躍する読書方法です。
デメリットとしては、右脳速読ほど
読書スピードが上がらないということです。
といっても、左脳速読だけでも
ノウハウを学ぶだけで読書スピードが
2〜3倍にはなるので学んで損はありません。
忙しいビジネスマンや受験生の方は
この速読法を学ぶだけでかなり時間を
有効的に使うことができるようになりますよ。
右脳速読と左脳速読を体感してみよう
さて、これからあなたには
それぞれの速読を体感してもらおうと思います。
右脳で文章を読む?
これから下に書かれている文字を
パッと見てください。
もう一度言います。
パッと見てください。
読んではいけません。
見てください。
焦点を合わせるだけで結構です。
では、下にスクロールしてください。
青 服 女
見ましたか?
青 服 女
この3文字であなたの頭の中には何が浮かびましたか?
きっと、青い服を着た女性のイメージが浮かんだのではないでしょうか?
もう一ついきます。
およはうごいまざす
・・・もしかすると、違和感すら感じずに
読んでしまった人もいるかもしれませんね。笑
あれ?ん?
と思った方も、瞬時に「おはようございます」と
脳内で変換していただけたと思います。
これらが右脳の働きなのです。
頭の中で文字をイメージとして映し出したり、
文字の構成を瞬時に頭の中で整えたりするスピードをあげることが
右脳速読の秘訣なのです。
なので、右脳速読の訓練を行う際は、
心の中で音読する事を辞め、
「文字を視界に入れる」くらいの感覚で
パラパラとページをめくるようにしてみてください。
読めなくても構いません。
とにかくパラパラとめくり続けてみてください。
始めのうちは単語しか拾い取る事が出来ず
ちんぷんかんぷんになってしまうと思いますが、
これになれてくると文章をイメージに変換するスピードが上がり、
だんだんと話が理解できるようになってくると思います。
左脳で文章を読む?
本は1冊で約10万文字くらいは書かれています。
この全てを一字一句逃さずに読もうと思うのは
なかなかしんどいですよね。
でも、ビジネス書などのノウハウ本の場合、
全てに目を通す必要はありません。
筆者が伝えたいことは、
その中の1割程度です。
残りの9割はそのノウハウに信憑性を持たせるための
データであったり、一人でも多くの人に理解してもらうために
例を載せていたり、ノウハウを実践することのメリットや
ベネフィットが書かれているだけです。
つまり、たった1割の部分に目を当てるだけで
その本で伝えたい本質的な部分を理解する事ができるのです。
それを見つけるためには、読書を始める前に、
その本で手に入れたい知識を
明確にする必要があります。
自分はどんな知識が手に入れたいのか?
これを常に考えながら、
読書をすることで読むべき文と
読まなくてもいい文がわかってくるようになりますよ。
まとめ
左脳速読と右脳速読はどっちがいいか?
といった議論をよく目にしますが、
僕としてはどちらにも素晴らしい特徴があるので
両方のいいとこ取りをすればいいのではないかと思います。
この記事では、右脳速読と左脳速読の違いと
ノウハウについてを軽く解説しましたが、
全く違うものだということを理解していただけたと思います。
これから速読をやろうと思っている方は、
まずはどちらか一方でもいいので
訓練してみてください。
それだけでも速読スピードはかなり上がるはずですよ。
一緒に頑張っていきましょう^^
コメントを残す