速読は張り切ってはいけない。目はスキャナーにする。

どうも、すーです。

速読を練習するときに
陥りやすいミスの一つに
「よし、速く読むぞ!」と張り切ってしまうことがあります。

 

 

というより、速読を始める方が
一番最初にぶつかる壁といってもいいですね。

 

 

 

もしかするとあなたも、
本に顔を近付け、
眉間にしわをぐっと寄せ、
一文字一文字を食い殺そうとするような目つきで
読もうとしてませんか?

 

 

こういった読み方をすると、
一向に速読は上達しないどころか、
どんどん読むペースは落ちていってしまいます。

 

それに変なところに力を使ってしまうので、
集中力も持続しないでしょう。

 

無駄に力を入れてしまうと、
単語を読むということに意識が向いてしまうため、
文章の流れや

 

 

もって3分といったところでしょうか。笑

 

 

実は速読というのは、
リラックスをしていないと
できない読書方法なのです。

 

 

「読むぞ」と意気込むことで頭に入ってくる情報は、
断片的な単語だけになってしまいます。

 

学生時代の国語のテストなどを思い出してみてください。

 

「問題の答えを見つけるぞ!」と気合いを入れて読んでいるのに、
「あれ、この文章なんて言ってたんだっけ?」
「今のは何が言いたかったんだ?」と
読んだばかりの文章のことすら思い出せなかった
ことはありませんでしたか?

 

 

(この感覚がわからない方は、
うまく読めていたのかもしれません。)

 

文章を「しっかり」「速く」読もうとすればするほど、
単語にばかり目がいってしまい、
文章全体の流れを把握することができなくなってしまうのです。

 

 

では、どうすれば文脈を理解しつつ、
高速で読むことができるのでしょうか。

 

 

その方法を今日はご紹介していきますね。

 

目は読むための道具じゃない

これから解説することは、
感覚的な話なので少しわかりずらいかもしれませんが
自分のモノにできると一気に読書スピードが2倍くらいに
上がるかもしれません。

 

まず、僕が意識しているのは、
目をスキャナーだと思い込むことです。

 

「目で読む」という意識を持つと、
心の中で音読してしまったりはしませんか?

 

 

心の中で音読するというのは
速読において邪魔者でしかありません。

 

それを排除するために
目をスキャナーだと思い込むのです。

 

どういうことかというと、
文字を文字だと捉えずに、
一つの記号や絵のように
「形」だけを頭に入れる感覚です。

 

言葉での説明は少し難しいので、
体感していただこうと思います。

 

まずは手元に本を準備してください。

 

適当なページに指を突っ込み、
0.01秒くらいのスピードで開いて閉じてください。

とにかく速く開いて速く閉じる。

 

そして、その一瞬の間に書かれていた文字を
思い出してみてください。

 

 

・・・できましたか?

 

 

では、今の動作を思い返してみましょう。

 

 

あなたは本を開いて文字が見えた瞬間、
頭の中で音読をしましたか?

 

 

きっと言葉を再生する暇すらなかったと思います。

 

 

 

例えば、「赤いチューリップ」
という言葉が書いてあったとすると、
頭の中で「赤いチューリップ」と音読はしなかったはずです。

 

きっと、頭の中に「赤いチューリップ」
という文字が書かれていたイメージが
写真を再生するように頭に流れているのではないでしょうか。

 

そして、赤いチューリップの絵や写真を無意識に
思い浮かべてしまったのではないでしょうか。

 

 

これが速読を行うための
最初のステップだとも言えます。

 

まとめ

整理してみますね。

 

速読ができない人
文字を見る→頭で音読をする→理解する

速読ができる人
文字を見る→理解する

 

このように本が早く読めない人は、
速読を身につけた人と比べると
無駄な要素が入りこんでしまっているのです。

 

 

このように脳内で音読をさせないためにも、
張り切って読書をしてはいけないのです。

 

「赤いチューリップ」を音読するだけで
1〜2秒くらいかかりますからね。

 

これをショートカットできるわけですから
読書スピードは余裕で2倍3倍になるでしょう。

 

 

ぜひこれからの読書に取り入れてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

あなたも速読を学んでみませんか?

 

 




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