どうも、すーです。
ビジネス書は速読の練習にもってこいのジャンルだと思います。
論理的な解説で、重要語句は太字になっているものもあり、
読みやすくポイントがわかりやすいですよね。
そのため、コツをわかっている人が読めば
とてつもないスピードで読み進めることができます。
ちなみに、かつての僕は3〜5時間くらいかけて1冊を読んでいましたが、
今では1時間もかからずに読み切ることができるようになりました。
今回の記事では、誰でもすぐにできる
簡単に読書スピードをあげるコツをお伝えしますね。
知らないうちに陥ってしまう罠
まず、あなたがビジネス書を読む目的とはなんでしょう?
小説を読んで心を躍らせることではありませんよね。
きっと大抵の人が、その知識を習得し
実生活に活用するために読むのだと思います。
当たり前だろ!と思った方もいるかもしれませんが、
実はこの目的を本当に理解して読書に励んでいる方は少ないのです。
少し思い浮かべてみてください。
あなたは
ふら〜っと本屋へ足を運びました。
「何かいい本はないものか」
「ん!」
あなたの欲求を刺激する背表紙に目を引かれます。
表紙見て、中身をチラリと確認し、
気に入ればレジへ行くことでしょう。
家に着き、早速本を読み始めます。
パラ・・・パラ・・・パラ・・・。
さて、本を手に入れてから読書を始めるまでを
書いてみましたが。
すでに間違いがあります。
わかりますか?
読書を始める前の準備
読書を始める前に、
しっかりと考えておくべきことがあるのです。
それは知識の取捨選択の基準を考えておくことです。
僕が速読を始めたばかりのころ、
一番に訓練したのが知識を捨てることでした。
知識を捨てるというのは
本に書かれていても
わざわざ目を留めて読まない文章を決めるということです。
(厳密にいうと、目を通してはいるけど読んではいないと言いますか、、、
感覚的なことで説明すると長く難しくなりそうなので、
これについてはいずれ別の記事で解説します。)
とにかく、読まない部分を見つけるということです。
「せっかく買った本なのに、
全部読まないなんて勿体ない。」
「とても大切な知識を
見落とすかもしれないじゃないか。」
きっとこんな風に思った方もいるかもしれません。
・・・僕も昔はそう思ってました。
でも少し考えてみてください。
何時間もかけて一文字一文字を丁寧に読んだあと、
本の中身を一体どれくらい覚えていますか?
本には数万文字がびっしりと並んでいますが、
それを思い出しながら書いたとしても、せいぜい原稿用紙の
2枚分くらいじゃないでしょうか。
人の記憶力というのはそれくらい
適当なものなのです。
欲張って全ての知識を手に入れようと思っても
無理な話なのです。
だからこそ、自分の欲しい知識だけを
部分的に見つけて抜き取っていく方が
よっぽど早く、記憶にも残りやすいのです。
では、どのようにして基準を作るのか。
読書を始める前に、以下の二つのことを考えてみてください。
これらは本を読む目的を明確にするためです。
本の目次を見ながらでも構いません。
・自分は今何に困っているのか。
・この本を通して、どんな知識を手に入れたいのか。
それから、読書を行います。
あなたの問題を解決する部分だけを抜き出すように
目を通していきましょう。
目次を見ながら
読む章と読まない章を考えてみるのもいいかもしれませんね。
本の構成はパターン化されていますから
そのうち読む必要のないところが感覚的に
わかるようになると思います。
(これもいずれ記事にします。)
でもやっぱり
でもやっぱり、読まない部分が気になる!
という方へ。
その方は、上記のやり方でとりあえず一度本を読み終えてください。
それで、自分の欲しかった知識は収穫できると思います。
そして、次にもう一度、
本を読む新しい目的を考えてから、
読むようにしてみましょう。
同じ本を2度読んではいけないという決まりなんてありませんからね。笑
この方法は誰でもすぐにできると思います。
ぜひ試してみてくださいね。
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