狙って1位を取る戦略的思考とは?

すーへーです。

 

昨日は誰にも負けないことを
作る大切さをお話ししましたね。

まだ読んでいない方は
こちらを先に読んでみてください。

 

2番じゃダメ。1番を取らなきゃいけない理由。

 

友人はルービックキューブを1000個持っているという
誰にも負けない熱意により、
ルービックキューブ=彼
という方程式を周囲の人間の頭に刻印することができます。

 

その人はこれから日常生活で
ルービックキューブを見た瞬間に
彼のことを思い浮かべるでしょう。

 

それによって彼の元には
あらゆるところからルービックキューブの情報が
流れ込んでくるようになりました。

 

「〇〇にこんなルービックキューブが売っている」
「もうすぐルービックキューブ柄のTシャツが△△の店で売られるらしい」
「ネットでルービックキューブが安く売られている」

 

こうして自分の欲しい情報が
どんどん集まってくるのです。

 

 

他にも、1番を取る経験が自信を生み、
言葉遣いが変わり、行動が変わり、
人としての魅力が生まれるようになります。

 

たった一つでも胸を張って誰にも負けないと
思えるものがあれば、
他の何をやっても自分にはできるんだという
根拠のない自信が湧いてきます。

 

根拠もなく成功できると思えるのって
新しいことに挑戦するときに
非常に大きな原動力になります。

 

人というのは基本的にネガティブであり、
失敗することで時間を失ったり、
お金を失ったり、
周りから失望されることを
考えてしまい、
なかなか一歩を踏み出すことができません。

 

それをたった一つの成功体験を持つだけで、
周りがブレーキをかける中、
アクセル全開で突き進むことができるようになります。

 

だから中途半端にやるのではなく、
誰にも負けないようなものを
1つでも手に入れておこうというお話をしました。

 

これを読んだ方の中に、
もしかするとこんなことを思った方もいるかもしれませんね。

 

「簡単に一番になれたら苦労しねーよ。」
「やっぱり1番になる人には才能が必要だろ」
「行動力とか精神力とかで片付けないで欲しい」

 

 

 

昨日は友人から聞いた話をメインで語りましたが
今回はそこに僕の戦略的思考を織り交ぜて
より深いお話をしてみようかと思います。

 

 

 

 

戦において大切なのは
勝つことではなく負けないことだ。

孫子の兵法にこんなような教えがあります。
(かなり昔に知ったので、
正式な言い回しは忘れたけれど、
ニュアンスは合っているはず)

 

今回の場合でも同じで、
1番になるという意識よりは
誰にも負けないという意識を持つ方が
視野は広がるでしょう。

 

 

この言葉だけでピンときた方はさすがですね。

 

 

友人の場合、
単なる趣味として熱中していたので、
戦略的にはしていなかったでしょうが、
この教えにのっとった行動をしているなぁと思います。

 

というのも、ルービックキューブにハマる人の
99%はどれだけ早く揃えられるか?

というタイムを競い始めることでしょう。

 

ギネス記録は10秒以下です。

 

弱者の場合、
そこで1番を狙うことはなかなか難しいでしょう。

 

友人は全面を揃えることはできますが、
20~30秒くらいかかってしまうので、
トップになることはかなり難しいでしょう。

 

だから彼は、
そこで戦うことをやめ、
違う軸で戦いを始めました。

 

それがルービックキューブの数です。

 

いくらルービックキューブを好きでも
1000個集める人はなかなかいませんよね。

 

いたとしても、
それはかなりの少数です。

 

・ルービックキューブを世界一早く揃える
・ルービックキューブを世界一所持する

では、どちらの方が再現性が高いかを考えてみれば
当然後者ですよね。

 

つまり、
勝とうとするのではなく、
負けないようにするというのは、
にニッチなところに戦いの軸を
ズラしてみるということなのです。

 

例えば、ライザップとかわかりやすいですよね。

 

従来は、ダイエット本
ダイエット器具、
ダイエット食品など
「痩せる方法」にフォーカスをして、
会社はバチバチと戦っていました。

 

ところが、顧客は継続力のなさで
ダイエットを諦める人が続出していました。

 

そこでライザップは、
「痩せさせる」ということにフォーカスをしたんですよね。

 

「痩せる方法」ではなく、
「痩せさせる」を軸にしたことで、
一見競合に見えるような相手でも、
戦うことなく利益を生み出すことに成功したのです。

 

 

このように戦いの軸をずらすという視点を持つことが一つ。

 

それともう一つ大切な戦略思考をお伝えしておきます。

 

友人はルービックキューブを1000個を持っているだけでなく、
それをモザイクアートとして使用しているんですよね。

 

(というよりも、
モザイクアートをするために1000個購入した。)

 

これも彼の場合、
結果論になりますが
ルービックキューブを1000個所持×モザイクアート
というスキルの掛け算をしたことによって、
さらにライバルを減らすことに成功しています。

 

さらに戦略を練るのであれば、
ここに作品の系統を絞るというのも新しい掛け算の要素になると思います。

 

例えば、
ルービックキューブ1000個所持×モザイクアート×ポケモン
とか。

 

こうすれば、
「ルービックキューブでポケモンのモザイク画を作る人」
と認知されるようになり、
よりライバルは減ることになるでしょう。

 

 

これもビジネスで紹介するなら、
オリエンタルラジオのあっちゃんとかは
色々と掛け合わせていると思います。

芸人(話術)×ユーチューブ×勉強

 

これまでは、勉強をYouTubeで教える人はいましたが、
あっちゃんはそこに面白さを取り入れたことで、
周りと一線を画す存在になりました。

 

まとめていきますと、
・戦う軸をズラすこと
・掛け合わせること
を意識するだけで簡単に
1番を取ることができるようになるということでした。

 

友人の場合は結果論になっているか
もしくは無意識のうちにやっていたのですが、
この戦略は覚えておいて損はありませんよ。

 

あなたもどんなところで1番になれるか考えてみてください。

 

そして、よかったら僕にも教えてくださいね。

では。

あなたも速読を学んでみませんか?

 

 




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