すーへーです。
学生時代の僕は学業には目もくれず、
遊ぶことしか考えていない猿みたいな人間でした。
当時の国語の偏差値は40を下回り、
いつもテストではドベ争い。
解説を読んだり、
教えてもらっても、
自分の答えがなぜ間違っているのかも
わからないくらのバカでした。
語彙力が乏しいので
「あのさ、なんていうかな、
んー、わかるかな?俺の言いたいこと。」
自分の言葉では説明することができず、
相手の理解力に頼っていました。
他にも自分の思っていることがうまく伝えられず、
大切な人を傷つけてしまうようなことも。
弁明しようとするも、
それすらうまくできないので、
相手はますます困り顔になります。
言葉をうまく使えなかったり、
相手の言葉の意図を正確に読み取れないというのは
悪だと思います。
それによって僕が学生時代に失ったものは
友人とテストの点数くらいでした。
でも、それが社会人ともなれば
より大きなものを失います。
社会人になれば、
会社の看板を背負うことになります。
たった一つのミスで
会社の看板を汚すことにもつながりかねません。
以前勤めていた会社に、
そういったことに無頓着な同期がいました。
思っていることが正確に伝えられず、
いつも刺々しい発言になってしまい、
上司の機嫌を損ねていました。
他にも傲慢な態度があったりも・・・。
それが原因で、社内で会議が行われたらしく、
彼が希望していた部とは全く関係のない
ところに配属されることになりました。
(煙たがられる社員が飛ばされる部署と先輩から聞かされました)
会社の意図としては、
外部の人と接触をさせると危険なので、
社内だけで完結する仕事にさせようということです。
それによって、彼は自分のやりたい仕事から
引き剥がされてしまったのです。
彼には同情しつつも、
会社の判断は正解だったと思います。
会社の目的は利益を上げることなので、
それにヒビが入るような要素は排除していくのは
妥当です。
彼の希望が通らなかったのは、
会社のいじわるではなく、
彼の実力不足だと言えるでしょう。
本人はそれに不満を漏らしていましたが、
そんなこと言ったって何も変わりません。
彼がそこから脱するには、
成長するか、辞めるかの2択です。
大人になるほど、
言葉の使い方を知らなければ、
どんどん幸せはこぼれていきます。
僕が語彙力と国語力を身につけられたのは、
”本質”を意識するようになったからです。
本質を見抜けるようになると
人生が激変しますね。
読書をすれば
パラパラとめくるだけで著者の主張が
簡単に理解できます。
先日、2019年のセンター試験の現代文を解いてみたのですが、
30分くらいで文章題は満点を取りました。
文章を読まなくても
タイトルや問題文の流れでだけで
答えがわかったので、これには自分でも驚きました。
(これはたまに紹介するメタ思考です。)
メルマガ読者からの相談に乗っている時も、
言語化が難しい複雑な悩みでも、
その悩みを直感的に理解できたり、
それを的確に説明することができるようになっていました。
「〇〇って、こういうことですか?」
相手の中で詰まっていることを
こちらが代わりに出せるという能力があるだけで、
いろいろな場面で役に立ちますね。
説明不足の上司からの命令も、
口下手なクライアントとのやりとりも、
恋人とのコミュニケーションも
全てストレスなくこなせるようになります。
本質を見抜く力があれば、
ほんの少しの情報でも自分の中で咀嚼し、
それらを丸裸にすることができるようになります。
僕が速読をできるようになったのも
本質を見抜くことを意識するようにしたからだと思います。
一を聞いて十でも百でもわかるようになりますよ。
このメルマガの目的である、
”強い個人”になるには、
本質思考はマストです。
意識しておくといいでしょう。
P.S.
センターの問題は文章題は満点だったものの、
漢字が全滅したので、青ざめました。笑
これだけは学生時代の方がいい成績だったかもしれません。
現代機器に頼った生活ばかりもいけませんね。笑
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